研究課題
若手研究
高悪性度軟部腫瘍(軟部肉腫)は希少がんであるが、患者数は年々増加しており、また、その5年生存率は30%と不良である。近年、様々な癌種において、がん微小環境ががん細胞の生存と進展に大きな役割を果たしていることが報告されている、しかし、軟部肉腫と自律神経との関係については未だ明らかになっていない。本研究では、軟部肉腫において、自律神経とがん微小環境の関係を調査する。その後、がん微小環境を再構築することで抗腫瘍効果を発揮するメカニズムに着目し、既存の薬剤を用いた新規軟部肉腫治療法を開発する。