研究課題
若手研究
腰椎は脆弱性骨折(圧迫骨折)が多発するため、Dual-energy X-ray absorptiometry(DXA)による骨密度計測が推奨される。しかし、DXAは前後方向への投影画像を用いた二次元の計測であることから体格や変性の影響を受け、骨折が発生する椎体海綿骨部の骨密度を必ずしも反映しない。そこで本研究ではCT画像、DXA画像、患者背景の情報が整理されたデータセットに開発したAIシステムを応用し、従来は二次元評価を基準とした骨粗鬆症の診断、治療体系を三次元にアップグレードする。