研究課題/領域番号 |
24K19657
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
杉野 輝明 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (70881746)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 褐色脂肪細胞 / uncoupling protein1 / 尿路結石 / ナノ粒子 |
研究開始時の研究の概要 |
私たちは、これまで「尿路結石はMetSの一病態である」という概念を提唱してきた。脂肪細胞には2つの極性が存在し、白色脂肪細胞はMetSの主因となる。一方で褐色脂肪細胞は、特異的なタンパクUCP1(uncoupling protein 1)を発現してエネルギー代謝を行い、MetSを改善する。近年、過活動膀胱の治療薬として使用されているβ3刺激薬が、褐色脂肪細胞の働きを活性化することが報告されている。私たちは「MetSを担う脂肪細胞の制御により、尿路結石を予防できる」と着想した。本研究ではUCP1に着目し、「褐色脂肪細胞の活性化を介したMetSの改善」を応用した結石予防法の確立を目指す。
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