卵巣明細胞がんのプラチナ抵抗性ニッチ領域を標的とした革新的治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K19687
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56040:産婦人科学関連
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 森 裕太郎 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (80883313)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 卵巣明細胞癌 / 抗癌剤抵抗性 / 癌微小環境

研究開始時の研究の概要

これまでの研究から、卵巣明細胞がん組織においてCAF(がん関連線維芽細胞)とがん細胞から形成されるプラチナ抵抗性ニッチ領域がみられることを見出している。
本研究では、がん細胞とCAFの共培養システムを用いて、プラチナ抵抗性ニッチの形成に関わるシグナル因子を明らかにする。さらに、そのシグナル因子を標的とした化合物を探索し、プラチナ抵抗性の克服につながる革新的な治療法を開発することを目指す。