研究課題
若手研究
人体で最も予後の悪いがんのひとつである甲状腺未分化がんは平均生存期間が診断より半年程度とされる。甲状腺未分化がんは甲状腺分化がんからいわゆる未分化転化をきたし発生するとされるが、そのメカニズムには不明点が多い。本研究では、甲状腺未分化がんモデルマウスを作成し、腫瘍の形成過程における腫瘍の動的変化を生体内で詳細に検討し、未分化転化メカニズムを解明する。最終的に未分化転化メカニズムに注目した新たな治療選択肢の開拓に挑む。