研究課題
若手研究
自己免疫性ぶどう膜炎は眼組織に発現する分子に対する炎症反応により失明を起こしうる。申請者はマウスモデルを用いた解析でMucosal Associated invariant T (MAIT)細胞が臨床症状の改善と視機能回復に関わることを明らかにした。さらに近年MAIT細胞が何らかの腸内細菌由来の代謝産物を認識しているという結果を得ている。しかしMAIT細胞認識抗原や、それにより惹起される病態制御メカニズムは不明である。本研究では、微量分子高感度解析技術を用いたMAIT細胞認識抗原の同定と、シングルセルレベルでの機能や細胞間相互作用解析技術を組み合わせ、MAIT細胞の病態制御機構を明らかにする。