人工コラーゲン様ポリペプチドシートによる網膜再生の解明と新規治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K19793
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56060:眼科学関連
• 研究機関: 京都府立医科大学
• 研究代表者: 新開 陽一郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (10912305)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 難治性黄斑円孔

研究開始時の研究の概要

我々のグループはde novoにデザインされた化学合成品である人工コラーゲン様ポリペプチドを、閉鎖が困難な難治性黄斑円孔に応用しようと考えた。すなわちこの新規バイオマテリアルをゲル状やシート 状のものに加工し、難治性黄斑円孔の円孔内に埋め込むと、網膜ミュラー細胞への高い接着能・遊走能を示し、円孔が閉鎖すると考える。黄斑円孔修復過程における創傷治癒メカニズムを解明し、治療用デバイスの最終的な開発を目的とする。網膜疾患治療用デバイスへと応用開発することにより、医療分野と化学分野の融合を目指す新しい取り組みとなる。