研究課題
若手研究
AMD前駆病変は多様で、予後が異なる。それらを健診で使用されるカラー眼底写真で高精度に識別することは困難である。スペクトルイメージングは、物質の成分、大きさ、量の違いから検出されるそれぞれのスペクトル情報を分析することで識別を可能にする。さらに、近年スペクトル画像認識技術の進歩により物質を可視化するツールが多分野で活用され、AMD に起因する多様な沈着物のスペクトル情報と画像認識技術を利用することで早期に識別、可視化できる可能性がある。本課題の目的は、これを用い、スペクトル眼底画像における前駆病変の検出精度を検証、AMD の前駆病変を高精度に可視化する識別ツールを開発することである。