抗酸化ストレス関連分子Nrf2を標的とした自己免疫性ぶどう膜炎の抑制

• 研究課題/領域番号: 24K19818
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56060:眼科学関連
• 研究機関: 杏林大学
• 研究代表者: 中山 真紀子 杏林大学, 医学部, 学内講師 (30736278)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: ぶどう膜炎

研究開始時の研究の概要

本課題ではNrf2を分子標的としたぶどう膜炎における新たな治療法の確立を目指し、Nrf2活性化薬として知られ、多発性硬化症に対して用いられているジメチルフマル酸(DMF)を用いてEAUに対する炎症抑制効果について解析を行う。さらにDMFによる網膜組織への抗酸化作用、細胞保護作用を細胞レベルで理解するため、単一細胞成熟mRNA解析の手法を用いて網膜を構成するグリア細胞や視細胞など細胞集団ごとに遺伝子発現を網羅的に解析する。本課題を通じてぶどう膜炎における網膜組織での細胞レベルの分子病態の解明、新たな治療標的分子の同定へと繋げたい。