In vivoイメージングと組織学的解析による網膜新生血管発生機序の解明

• 研究課題/領域番号: 24K19821
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分56060:眼科学関連
• 研究機関: 愛知医科大学
• 研究代表者: 坪井 孝太郎 愛知医科大学, 医学部, 助教 (00746076)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 網膜新生血管 / 光干渉断層計 / グリア

研究開始時の研究の概要

網膜新生血管は重篤な視力低下の原因となる。網膜新生血管に対する治療は、網膜無還流領域に対する網膜光凝固術、血管内皮増殖因子(VEGF)阻害薬が有効であるが、治療後も完全な網膜新生血管の退縮は得られず、繊維血管増殖膜が残るため、将来的な硝子体出血 や牽引性網膜剥離による手術が必要になる場合がある。このため、網膜新生血管発生の予防、完全な消失が得られる治療法の開発が求められている。本研究では、生体内イメージングと組織学的・遺伝学的検討を統合す ることにより、生体内における網膜新生血管の発生メカニズムを解明するとともに、網膜新生血管の予防、完全な消退につながる新規治療法の開発を目指す。