研究課題
若手研究
リンパ浮腫や乳び胸腹水などのリンパ管疾患に対するリンパ管静脈吻合術(LVA)が低侵襲な方法として一般化してきたが、特に乳び胸腹水などの中枢性リンパ管疾患のリンパ流の診断法および吻合部位の決定法は確立されていない。本研究では指向性を有するリンパ管内視鏡の開発および内視鏡的LVAの基盤作成を目指し、リンパ管内視鏡のアプローチ方法の確立、豚足におけるリンパ管分岐の通過の検証、Human fresh cadaverにおける末梢リンパ管での送達方法の検討、吻合部位決定のためのリンパ管・静脈の走行分析、微小マグネットを用いた血管吻合術の基礎実験を行う。