研究課題
若手研究
本邦では、コーカソイドに向けて開発されたレーザー機器を輸入し使用することが多いが、熱傷や医療事故が多数報告されている。熱傷等の原因の一部は、コーカソイドとモンゴロイドの皮膚光学特性値の違いによると考えられるが、現在、光学特性を考慮した皮膚モデルが存在しないため、検証が困難である。そこで本研究は、光学特性を考慮した三次元ヒト培養皮膚全層モンゴロイドモデルとコーカソイドモデルを作製し、その後、レーザーを各モデルとヒト皮膚組織に照射し、安全性評価モデルとして有効か否かを検証する。