口蓋突起の挙上における細胞挙動および力学的要素の三次元解析

• 研究課題/領域番号: 24K19845
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分57010:常態系口腔科学関連
• 研究機関: 明海大学
• 研究代表者: 長坂 新 明海大学, 歯学部, 助教 (40822474)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 口蓋発生 / 二次口蓋 / 口蓋挙上 / ライブ観察 / 組織形成

研究開始時の研究の概要

二次口蓋の形成は顎顔面を構成する諸器官との相互関連の中で進行することに加え、その形成自体が複雑な発生段階を経ることによると考えられており、それ故に口蓋裂はヒトの先天性形態異常の中でも発症頻度が高く、多様な病態を示すことが知られている。本研究では正常な二次口蓋形成過程、特に口蓋挙上の際に、組織を構成する細胞がどのような形態・動態を示すのか、また、大規模な組織変形を引き起こす力学的な要因がどの場所にどの程度の大きさで存在するのかを明らかにすることで、口蓋挙上の原動力を明らかにすることを目指す。