CGFを応用した断髄後の歯冠歯髄組織再生療法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K19873
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分57030:保存治療系歯学関連
• 研究機関: 東京医科歯科大学
• 研究代表者: 岡田 大和 東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 特任助教 (60964921)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 歯髄組織再生

研究開始時の研究の概要

歯髄炎において、炎症が起きている歯髄組織のみを除去する生活断髄法が歯髄保存の観点から注目を集めている。しかし、歯冠歯髄再生の手法はいまだ確立されていない。本研究は、歯根未完成歯の歯冠歯髄組織再生を目指して、concentrated growth factor (CGF)を歯髄幹細胞並びに歯頸部断髄面に適用するものである。本研究の波及効果として、歯根未完成歯の抜髄を回避し正常な歯根の発育を促すことで破折リスクの低減、ひいては長期的な歯の保存に寄与することが期待される。