研究課題
若手研究
歯周病と糖尿病に共通のリスクマーカーとして応用する目的でホモシステイン(Hcy)値に着目した.糖尿病患者のうち,歯周病と判定された患者を研究対象として,歯周病治療を行い,経時的な歯周組織検査結果と血液検査データを測定,集積する.①糖尿病患者の歯周病罹患率と重症度の調査,歯周病治療による糖尿病改善効果の判定②歯周病治療前後でのHbA1cとHcy値の血中濃度の変化③歯周病治療前後における歯周炎症表面積(PISA),歯槽骨吸収率,HbA1c,Hcy値間の相関性これらの3つの項目について統計学的に検討することによって,両疾患の改善,悪化の程度をHcy値で判定できるか,検査値として有用か評価する.