研究課題
若手研究
P. gingivalisが発現する病原因子の中で、線毛は特に歯周病を中心とする病態形成に重要な役割を担っており、申請者はPgSup中に含有される2種類の線毛(FimA、Mfa1)をS. pneumoniaeと混合感染することによりP. gingivalisの病原因子が肺炎に与える影響の詳細な検証を行うことができると考えた。6週齢雄性C57BL/6マウスに2種類の線毛とS.pneumoniaeを気管から直接混合投与することで誤嚥性肺炎モデルマウスを作製し、P.gingivalisの病因因子が肺炎に与える影響の検証を行う。