接着性レジンセメントのレオロジー特性に着目した重合収縮応力抑制方法の探索

• 研究課題/領域番号: 24K19937
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分57050:補綴系歯学関連
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 河阪 幸宏 東北大学, 大学病院, 医員 (40880448)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: コンポジットレジン / 接着

研究開始時の研究の概要

CAD/CAM製硬質レジンクラウン（CAD/CAM冠）は広く普及した技術であるが、臨床的な問題点に早期脱離が挙げられる。脱離が生じる原因にレジンセメントの接着強度以外にもレジンセメントの重合収縮応力が考えられる。本研究では、光照射の強弱、光照射のタイミングが各種レジンセメントの重合収縮応力に与える影響、および重合収縮応力が冠脱離に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。CAD/CAM冠の早期脱離トラブルの頻度を抑制し、安価で審美的な材料の長期的な予後の獲得を目指す。