研究課題
若手研究
本研究では,我々が今まで開発研究を進めてきたウェアラブル咀嚼回数計(bitescan)を用い,実際の日常での咀嚼行動を記録することで,肥満や過体重のリスク要因となる具体的な咀嚼行動の特徴を明らかにする.この結果,咀嚼特性の面から肥満を予測(スクリーニング)し,ハイリスクと思われる者に焦点を絞った咀嚼行動変容アプローチを行う,という新たな歯科的アプローチを提案したいと考える.また,個人の咀嚼特性が,全身(BMI)変化にどのように関連していくのかをプロスペクティブに観察し,咀嚼行動とBMI(全身状態)との時系列的な関連を明らかにする.