研究課題
若手研究
本研究の目的は、高齢者における開頭手術がフレイルの発生にどれだけの影響を及ぼすかを検証しフレイル発生を予防するための因子を示すことである。フレイルは 身体的機能や認知機能の低下が見られる状態で、適切な治療や予防がなければ要介護状態に進む。高齢化社会が加速する中、開頭手術をうける高齢者も増加の一途をたどっている。開頭手術は、術後咬合力や口腔機能低下が伴うため栄養状態の低下などフレイルに関する影響は計り知れない。本研究では高齢者における開頭手術がフレイルにおよぼす影響を手術前後で経時的に解明しフレイルの悪化因子を示し、得られた成果により高齢者のフレイルを予防するための方法の開発を目指す。