体幹角度調整が嚥下へ与える影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号	24K19980
研究種目	若手研究
配分区分	基金
審査区分	小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関	日本歯科大学
研究代表者	坂詰智仁日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (60981107)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円) 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円) 2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワード	摂食嚥下 / 嚥下造影検査 / 体幹角度調整
研究開始時の研究の概要	本研究では、姿勢調整に関与しているとされる前庭神経核と嚥下の中枢である延髄の孤束核との神経線維の繋がりが、摂食嚥下リハビリテーションにおいて汎用される姿勢調整によって嚥下機能に及ぼす影響を検討する。摂食嚥下障害患者に対する臨床現場では、体幹角度調整が食物に対する重力の方向を調節する物理的な原理に基づき行われている。神経学的観点から姿勢調整とくに体幹角度調整が嚥下機能そのものに影響を与えている可能性が考えられる。健常成人を被験者とし姿勢調整を行い、嚥下機能の変化を嚥下造影検査及び表面筋電図を用いて検討する。体幹角度調整による嚥下運動への影響を明らかにし、摂食嚥下障害患者の安全な食に寄与する。