研究課題
若手研究
本研究ではLrrc34(Leucine rich repeat containing 34)タンパク質が唾液腺機能の恒常性に関与する機序を解明することを目的とする。終末分化したものと考えられていた腺房細胞の自己複製能力に着目し、今回は新たに作成したLrrc34ノックダウ ンマウスでLrrc34タンパク質の有無と唾液腺機能との関連性の解明を行う。シェーグ レン症候群患者の唾液腺を用いて、Lrrc34陽性細胞を組織学的に検索し、萎縮し た唾液腺腺房細胞の自己複製能力を検証する。