研究課題
若手研究
過去の薬剤関連顎骨壊死(MRONJ) 600例のCT画像を調べ、MRONJの新たな分類法の提案をするとともに、非骨融解型MRONJの頻度や特徴を明らかにする。次に下顎骨区域切除術を施行した非骨融解型MRONJ患者の手術サンプルより、①real-time PCRによる骨内の細菌学的検索、②real-time RT-PCRによる骨内の骨関連遺伝子の定量解析、③病理組織学的観察による骨壊死範囲の把握、④免疫染色による破骨細胞および血管密度の観察を行い、術前のCT画像やMR画像、SPECT-CT画像と照らし合わせて、非骨融解型MRONJの病変の範囲の把握することにより、適切な治療法の確率を目指す。