人工細胞外小胞によるフェロトーシス誘導ドラッグデリバリーシステム口腔癌治療の開発

• 研究課題/領域番号: 24K20045
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分57060:外科系歯学関連
• 研究機関: 大阪歯科大学
• 研究代表者: 高杉 典史 大阪歯科大学, 歯学部, 講師(非常勤) (60983830)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 口腔癌 / フェロトーシス / 細胞外小胞 / エクソソーム

研究開始時の研究の概要

細胞外小胞は目的細胞へ物質輸送を行うことができ、ドラッグデリバリーシステム（DDS）の輸送体として活用が期待されている。フェロトーシスは薬剤耐性癌へ誘導可能な新たな細胞死であり、フェロトーシス誘導治療は新たな癌治療法として開発が進められている。そこで本研究では、細胞外小胞を利用した口腔癌細胞へのフェロトーシス誘導治療を開発することである。DDSを活用した癌細胞への特異的なフェロトーシス誘導治療を開発することで、副作用の少ない新たな癌化学療法の提供が期待できる。