研究課題
若手研究
近年、RANKLによる破骨細胞分化のエピジェネティクス制御の関与が注目されている。また、炎症性サイトカインTNF-αも破骨細胞形成に重要な因子であり、RANKLの受容体であるRANK発現を促進することが明らかになっている。本研究では、TNF-αと関わりのあるヒストン修飾酵素SET7/9に着目し、破骨細胞前駆細胞のRANK発現への関与を解析することで、破骨細胞形成および矯正学的歯の移動のメカニズムを明らかにする。