• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

Vwdeを基軸とした細胞外基質が担う核心的蛋白情報ネットワーク網の解明

研究課題

研究課題/領域番号 24K20053
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関東京科学大学

研究代表者

岩田 こころ  東京科学大学, 東京科学大学病院, 医員 (30963962)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードVwde / 歯原性上皮細胞 / 細胞外基質蛋白 / 歯の発生 / エナメル質形成 / 歯の亀裂 / 細胞-細胞外シグナル
研究開始時の研究の概要

細胞外基質蛋白は、細胞機能を制御する様々な分子と連結あるいは貯蔵しており、いわば細器官構築の設計図でもありオペレーターでもある。多くの組織でその絶対多数を占める分子は共通しているが、組織ごとや発生のタイミングで特有に発現する細胞外基質蛋白が存在し、それが組織発生や細胞の機能中心になると考えている。これまでにわれわれはマウスにおいて歯特異的に発現する新規の細胞外基質分子Vwdeを見出し、その欠失がエナメル芽細胞分化を抑制し、エナメル質形成異常を引き起こすことを明らかにした。そこで本研究では、Vwdeを基軸とした歯の発生過程における細胞外基質蛋白が担う核心的蛋白情報ネットワーク網の解明を目指す。

研究実績の概要

細胞外基質蛋白は、細胞機能を制御する様々な分子と連結あるいは貯蔵しており、いわば細器官構築の設計図でもありオペレーターでもある。多くの組織でその絶対多数を占める分子は共通しているが、組織ごとや発生のタイミングで特有に発現する細胞外基質蛋白が存在し、それが組織発生や細胞の機能中心になると考えている。われわれはマウスにおいて歯特異的に発現する新規の細胞外基質分子Vwdeを見出し、その欠失がエナメル芽細胞分化を抑制し、エナメル質形成異常を引き起こすことを明らかにした。本研究は、Vwdeを基軸とした歯の発生過程における細胞外基質蛋白が担う核心的蛋白情報ネットワーク網の解明を目指している。これまでの研究では、Vwdeの分子機能を明らかにするために歯原性上皮細胞M3H1にVwdeを過剰発現させた過剰発現細胞株を作成し、歯の発生過程における時空間バイオインフォマティクスおよび実際の細胞挙動について解析した。その中には細胞膜、細胞外基質、細胞基質間接着および細胞間接着に関連する遺伝子の変動を多く認めた。また、von Willbrand factor(vWF)を有するタンパク質ドメインはAからDが存在し、その発現や機能についても解析を進めた。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

Vwdeは歯の発生に発現する特異的な遺伝子であり、かつ非常に大きな分子であるためさまざまな解析に時間を要するが、過剰発現細胞を作成したことにより、バイオインフォマティクスを用いた関連遺伝子の解析を進めることができているため、総じて概ね順調に進展していると評価する。

今後の研究の推進方策

最終年度ではこの1年で得られた知見をより発展させていく。特にバイオインフォマティクスを用いた解析を中心にVwdeと相互作用する遺伝子をもとに、Vwdeの歯の発生初期における役割を検討していきたい。さらに初代培養、器官培養および異能解析を行うことで歯の発生段階での異常とその病態のメカニズムについてさらに理解が進むことが期待できる。また、本研究において得られた結果の論文発表に注力していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2025 2024

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] Prrx2, the paired-related homeobox transcription factor, functions as a potential regulator of pannexin 3 expression in odontoblast differentiation2025

    • 著者名/発表者名
      Tanaka Manami、Sugimoto Asuna、Iwata Kokoro、Nakashima Yumiko、Nauval Hadiana Muhammad Dhiaulfikri、Iwabuchi Yusuke、Wada Kanae、Oishi Atsushi、Iwamoto Tsutomu
    • 雑誌名

      Journal of Oral Biosciences

      巻: 67 号: 1 ページ: 100601-100601

    • DOI

      10.1016/j.job.2024.100601

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] Biological Roles of Mechanosensitive Ion Channels in Mesenchymal Stem Cells2024

    • 著者名/発表者名
      Asuna SUGIMOTO、Kokoro IWATA、HADIANA Muhammad Dhiaulfikri Nauval、Tsutomu IWAMOTO
    • 雑誌名

      口腔病学会雑誌

      巻: 91 号: 2-3 ページ: 93-101

    • DOI

      10.5357/koubyou.91.2-3_93

    • ISSN
      0300-9149, 1884-5185
    • 年月日
      2024-11-20
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] PIEZO1を介した骨髄由来間葉系幹細胞の骨芽細胞分化促進におけるR-Ras結合領域の役割解明2024

    • 著者名/発表者名
      杉本明日菜、Muhammad Dhiaulfikri Nauval Hadiana、岩田こころ、黒厚子璃佳、中島結美子、田中眞実、岩本 勉
    • 学会等名
      第47回日本分子生物学会年会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] Analysis of FBS components to find and identify factor that promotes cell differentiation in dental epithelial cells2024

    • 著者名/発表者名
      Yoshihito Yamakawa, Kimiko Ueda, Yuki Akazawa, Tomokazu Hasegawa, Yumiko Nakashima, Kokoro Iwata, Asuna Sugimoto, Tomonori Iwasaki, Tsutomu Iwamoto
    • 学会等名
      The 13 th BIENNIAL CONGRESS OF THE PEDIATRIC DENTISTRY ASSOCIATION OF ASIA
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
  • [学会発表] 歯の発生過程におけるpaied related homeobox2の発現および機能解析2024

    • 著者名/発表者名
      田中眞実、岩田こころ、杉本明日菜、中島結美子、岩本 勉
    • 学会等名
      第39回日本小児歯科学会関東地方会大会
    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2024-04-05   更新日: 2025-12-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi