研究課題
若手研究
Baraitser-Winter syndromeは低身長、両眼隔離、眼瞼下垂、無脳回・脳回肥厚症等を特徴とする先天性の疾患である。全身的な症状に加えて顎顔面口腔領域では口唇口蓋裂が認められる事が多い。Baraitser-Winter syndrome の原因遺伝子としてACTB(Actin beta;細胞骨格を担う遺伝子)が知られているが、ACTBの変異が口唇口蓋裂を引き起こすメカニズムは不明である。本研究ではACTBの顎顔面発生に関わる役割の解明と治療法の開発を行う。