研究課題
若手研究
BMPシグナルは口唇口蓋裂に関わる主要なシグナル経路の一つであるが、口蓋形成においてBMPシグナルの下流で働くエフェクター分子は長年不明であった。そこで本研究では Chst11遺伝子のノックアウトマウスとBMPr1aノックアウトマウスのGenetic-interaction実験による実験遺伝学的手法にて、Chst11がBMPシグナル分子のエフェクター分子として口蓋形成 において機能しているかを明らかにする。さらに、BMPシグナルによりChst11遺伝子の発現 が口蓋突起においてどのように制御されているかを明らかにする。