研究課題
若手研究
地域在住高齢者の中でも、独居高齢者は同居高齢者より栄養失調のリスクが高く、地域活動の参加が少ないことが報告されている。高齢者における口腔機能の低下は食品群や栄養素の摂取量を低下させる。しかし、独居高齢者を対象とした、栄養状態と口腔健康状態について複合的に評価した先行研究は見当たらない。したがって、本研究の目的は独居高齢者を対象に栄養状態および口腔健康状態の実態と関係性、地域社会との交流がそれらに与える影響について明らかにすることである。65歳以上の独居高齢者100名(友愛訪問事業の利用登録者50名、非登録者50名)を対象に質問紙調査と口腔機能検査を行う。