研究課題
若手研究
「よく噛む」ことは歯科疾患だけでなく、全身の健康に影響する重要な健康行動である。本研究では若年層を対象として、食事時間や咀嚼回数を含む咀嚼習慣の行動プロセスを検討する。行動プロセスの検討は、健康行動の理論であるHealth Action Process Approach(HAPA)モデルに基づいて行う。研究内容は、咀嚼習慣の評価指標の開発とHAPAモデルの検討を行い、モデルの検討結果をもとに咀嚼習慣の改善プログラムの作成および評価をすることである。本研究で咀嚼習慣に関する心理的要因を明らかにすることができれば、歯科疾患の予防教育や食育の現場の健康教育の資料として貢献することができる。