生理学的アプローチによる手浴の効果評価：臨床患者を対象とした研究

• 研究課題/領域番号: 24K20286
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分58050:基礎看護学関連
• 研究機関: 城西国際大学
• 研究代表者: 中野 元 城西国際大学, 看護学部, 准教授 (60829547)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
• キーワード: 手浴 / 自律神経系 / 術後回復 / 疼痛

研究開始時の研究の概要

本研究は、手浴が臨床患者の自律神経活動に及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。先行研究により、手浴は交感神経活動の抑制と副交感神経活動の促進に有効であることが示されているが、臨床患者に対する具体的な効果はまだ不明である。本研究では、術後および回復期の患者に焦点を当て、湯温の異なる手浴が自律神経系および中枢神経系に与える生理学的影響を、自律神経測定機器および脳機能マッピングNIRSを用いて評価する。この研究により、手浴の看護技術としての有効性と応用範囲の拡大を目指す。