研究課題
若手研究
HIV感染者は、非感染者と比較して慢性代謝性疾患や認知症のリスクが高く、若年から身体・認知障害を伴うことから、HIV感染症のAdvance care planning(ACP) が必要である。我が国におけるHIV感染者の中には、家族と疎遠な方や、HIVのstigmaからキーパーソンへの感染告知を拒否していること等から、家族との話し合いを中心とした既存のACPでは対応できない状況がある。よって、本研究の3年間で、HIV感染者とそのACP看護経験のある看護師を対象とした調査を通して、HIV感染者におけるACPの看護支援モデルを構築することを目指す。