研究課題
若手研究
出産後、腰痛や骨盤帯痛を有する女性は多い。出産後に助産師による保健指導が行われているが、産後の運動器系の身体症状を有する褥婦への十分なケアが実施されているとは言い難い。そこで、本研究では、産後女性の腰痛や骨盤帯痛を含めた身体症状の実態及び産後ケアのニーズについて明らかにし、腰痛予防のための教育プログラムをリハビリテーションの専門家とともに検討し、評価する。産後の女性に対し、助産師、理学療法士が協同することで、各々の専門性を発揮し、産後の女性の身体回復を促すケア計画を提案できる。最終的には、本研究において産後女性の腰痛予防のための教育プログラムを構築することを目指している。