研究課題
若手研究
全身性筋疾患であるサルコペニアと骨粗鬆症が合併したオステオサルコペニアは、死亡率等の重大なアウトカムと強く関連するがその機序や制御法は明らかになっていない。本研究では、3D画像解析による骨格筋や骨のの質を評価しオステオサルコペニアに起因する嚥下障害が高齢者の予後に及ぼす影響を明らかにする。さらにオステオサルコペニア嚥下障害の発症機序を解明することにより、高齢者の嚥下障害に対して従来の嚥下リハビリテーションにおける姿勢調整指導とは全く新しい骨格筋アプローチ型の嚥下リハビリテーション介入法を開発し、フレイル・サルコペニア高齢者の健康寿命延伸に寄与することを目的とする。