前十字靭帯損傷後の保存療法確立に向けた治癒促進治療法の確立

• 研究課題/領域番号: 24K20442
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分59010:リハビリテーション科学関連
• 研究機関: 埼玉県立大学
• 研究代表者: 加納 拓馬 埼玉県立大学, 大学院保健医療福祉学研究科, 研究員 (00979362)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 膝前十字靭帯 / 自然治癒 / 保存的治療法

研究開始時の研究の概要

従来からACLは治癒困難とされてきたが、近年になりACL損傷後に生じる膝関節の運動学的異 常を再適正化することで自然治癒が達成された。細胞外マトリックス(ECM)合成能・ECM構成分子・鋳型形成過程に着眼し ACL修復プロセスにおけるmRNAの時空間的挙動を定量化することで解決する。修復過程に おける遺伝子発現挙動は、最終的な組織治癒状態に収束されるため、修復プロセスの違いをより適切に感知しうる。加えて、自然治癒したACLの生体力学的指標が向上するmRNA因 子を特定し、修復プロセスにおける影響をECM合成能・ECM構成分子に着眼し検証する。