研究課題
若手研究
本研究は、糖尿病由来続発性骨粗鬆症に対する骨粗鬆症治療薬および運動療法の併用が糖尿病、筋骨格系に与える治療効果を示し、糖尿病における「転倒・骨折」を未然に防ぐことを目的としている。ラット糖尿病モデルを用いて、糖尿病の発症しない群、治療介入を行わない群、骨粗鬆症治療薬である骨吸収阻害薬と運動療法を単独療法で行う群および、併用療法群に分けて検討する。治療介入は10週間行い、その後血液の採血や臓器(膵臓、腎臓、腓腹筋、大腿骨)を摘出し、血清マーカーの評価や骨形態の計測、組織学的な観察、骨の強さの評価を行います。