研究課題
若手研究
本研究では老年症候群(サルコペニア、ロコモティブシンドローム、フレイル)の発生を音声データによって予測が可能かを検証する。そして、介入に必要な目標値を設定し、効果的な介入方法の確立するための研究基盤を確立する。対象者は地域在住高齢者であり、音声の計測を行う。音声の計測は非常にシンプルなものであり、「あ」の発声を行うのみである。この発声から得られた音声波形を分析し、周期の変動や振幅のゆらぎ、そして雑音成分の混入などを分析する。また、老年症候群である3つの指標についても計測し、音声データが老年症候群の発声を予測できるかを統計学的に分析する。