研究課題
若手研究
加齢や疾患により生じる視空間認知機能の低下は、生活動作のような日常生活に悪影響を及ぼすことから社会問題となっている。しかし、視空間認知機能に特化した認知機能トレーニングに関する報告は非常に少なく、トレーニングの有効性は十分に明らかになっていない。そこで、本研究では、視空間ワーキングメモリ課題であるCorsi Block Tapping Taskを用いて、視空間認知機能トレーニングが視空間認知機能および運動学習能力に与える効果を検証する。本研究によって、視空間認知機能トレーニングの有効性が明らかになることで、非侵襲的で効果的な視空間認知機能リハビリテーションプログラムの開発に貢献できる。