研究課題
若手研究
高齢者の転倒は身体機能、社会活動性の低下を招く大きな社会問題である。転倒予防には筋骨格系だけでなく、大脳皮質を中心とした中枢神経系の立位姿勢制御における役割を解明することが不可欠である。本研究では、機能的近赤外線分光法を用いたニューロフィードバックによって前頭前野、補足運動野を賦活し、両領域が揺動外乱下での姿勢制御に与える影響を検討することで、高齢者の易転倒性に関与する神経基盤を解明する。