研究課題
若手研究
我が国は,深刻な介護士不足に直面している。これまで腰部負担を減らすために様々なアシストスーツが開発されたが,高価であることや装着感の問題などにより介護現場への普及には至っていない。アシストスーツのアクチュエータとして人工筋肉は低コストかつ柔らかい素材であり,これまでのアシストスーツが普及しなかった価格や装着感の問題を解決する。申請者は人工筋肉アシストスーツを試作したが,腰部補助効果や装着者が抱く装着感の検証は不十分である。本研究は,空気圧人工筋肉アシストスーツ試作機の定量効果検証および社会実装に向けたユーザビリティ検証を実施し,腰痛発生を減らす空気圧人工筋肉アシストスーツの開発と改良を目指す。