研究課題
若手研究
協調的な集団運動では,同期やリーダー/フォロワーの重要性が指摘されている.しかし,個人がその他の自由度を制約する既存研究の理論や計算上のモデルだけでは説明できない場合がある.そこで,自由度があり状況に応じて介入判断と運動調整を行うプレイヤーが集団協調に寄与する情報処理プロセスを数理・強化学習モデルの融合に基づきモデル化し,スポーツ現場の部活動に応用することを目的とした研究を行う.認知科学の視座から科学的に妥当なモデルを提供し,スポーツ科学の視座で現場還元する点に独自性があり分野間の接続と発展が期待される.