研究課題
若手研究
運動は適度な活性酸素種(ROS)によって、骨格筋の量や機能を高める。申請者が着目するレナラーゼは、運動後に骨格筋で上昇する生理活性物質である。レナラーゼが活性化する分子は、ROSによって活性化する分子と一致している。そこで本研究は、骨格筋レナラーゼを介した運動による恩恵効果のメカニズムを解明するため、骨格筋特異的にレナラーゼを欠損したマウスを用いて、ROSが産生される運動様式を実施する。課題1として、一過性運動後の骨格筋における分子シグナル作用について検討する。また課題2として、運動トレーニングの骨格筋適応について検討する。