研究課題
若手研究
食後に血液中の中性脂肪が著しく増加する食後高脂血症は、動脈硬化のリスクを強く反映すると示唆されてきた。習慣的な有酸素性運動は、食後高脂血症を抑制し動脈硬化の予防に有効であるとされている。一方で、推奨される運動量を満たしていても、日中に座ったままの姿勢が長時間に及ぶ場合、心血管系疾患リスクが高まるという報告がある。本研究では、筋細胞内脂肪が食後高脂血症に及ぼす影響を明らかにし、心血管系疾患リスクに対する戦略を最適化することを目的とする。