研究課題
若手研究
陸上長距離走を競技とする選手は、比較的骨密度が低いことや疲労骨折の発症が多いこと等が報告されており、運動が骨に有益であるとは言い難い現状がある。骨密度の低下を防ぐためには、栄養面ではカルシウムやビタミンD、ビタミンK等の摂取が重要であるといわれているが、日本人の運動選手にとっての摂取基準は存在しない。そこで、本研究では、陸上長距離選手の骨状態とエネルギーバランスおよび栄養素等の摂取量を併せて評価し、疲労骨折予防を目的とした栄養戦略について検討する。