研究課題
若手研究
本研究では,指導者が競技者に対して過不足のない支援を提供する資質を向上させることを狙いとした心理介入の方策を明らかにする.心理介入では,心理専門家が指導者と個別面接セッションを継続的に実施し,指導者は要支援の競技者への自身の関わりを振り返り,その継続や改善に向けた分析や計画を行う.心理専門家は心理ツールなどを活用し,競技者のメンタルヘルス支援に必要な資質の向上のための助言や提案などの協働的アプローチを図る.最終年度は実践事例をまとめ,支援提供の資質向上プログラムとして心理介入方策をまとめることを目指す.