研究課題
若手研究
これまで若年者を対象とした長期アスリート育成モデルは、「歴年齢」に基づいて示されていた。しかし、同じ歴年齢であっても実際の生物学的年齢は個人によって大きく異なることから、個々の成熟度に応じたトレーニングを実施する必要があるが、若年者の体力や成熟度に関連した知見が不足している。本研究では、若年アスリートの基礎体力や試合パフォーマンスの変化を横断的・縦断的に検討し、異なる成熟度に対する至適トレーニングの「内容」と「タイミング」を検証することを目的とする。本研究の結果から、成熟度を考慮したトレーニングプログラム作成の科学的根拠を構築することを目指す。