研究課題/領域番号 |
24K20644
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
渡邊 裕宣 早稲田大学, 持続的環境エネルギー社会共創研究機構, 次席研究員(研究院講師) (40849105)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 脳冷却システム / 脳冷却装置 / 脳温 / 体温調節 / 熱中症対策 |
研究開始時の研究の概要 |
重度の熱中症時,救急搬送前の現場で脳温の上昇を抑制することが予後を決める.本研究では,応急処置デバイスとしての「自動体外式脳冷却器」の開発を目標に,基礎的知見としてヒトの脳冷却システムの解明を行う.脳温は脳代謝,脳血流,脳血流温により決まる.高体温は脳代謝の増加と脳血流の低下を惹起し,脳温調節のリスクとなる.しかし,高体温時に全身温よりも脳温が低下する現象がある.そこで,脳温低下のメカニズムとして脳血流温に着目し,①外頸動脈血流の増加が同部の血液温を低下させ,脳内血管との交通路を介して脳を冷却する,②換気の亢進が脳血管に近接する咽頭部の粘膜血流温を低下させて脳を冷却するという仮説を検証する.
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