研究課題
若手研究
動作を順番に実行する系列運動技能は、書字やタイピングだけでなく、着替えや食事など衣食住に関わる動作に関わっている。しかし、多くの研究が片手の系列運動学習のみを調べており、両手を用いた系列運動学習が片手の場合とどう異なるかは十分わかっていない。本研究課題では、運動制御は両手を基本として片手の方が特殊な制御を必要とするという考えに基づき、両手学習よりも片手学習の方が複雑な神経機構を必要とするという仮説を立て、超高磁場MRI装置を用いて検証する。