研究課題
若手研究
本研究では,若年成人における摂食障害傾向者を対象に,唾液検体を用いてバイオマーカーの変化を多角的に分析し,唾液により摂食障害の発症前診断や重症化予測が可能となりえるかを検討する。そのために,①唾液バイオマーカーと摂食障害傾向との関係性についての横断研究,②摂食障害傾向者を対象とした前向きコホート研究を実施する。本研究により摂食障害とされる臨床群に至る以前で唾液による診断が可能になることで,早期発見・早期介入に繋がるほか,摂食障害発症率の低下につながるための一助になる。