肥満外科手術後の腎機能の変化と肥満健康関連障害改善の機序の解明

• 研究課題/領域番号: 24K20674
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分59040:栄養学および健康科学関連
• 研究機関: 岩手医科大学
• 研究代表者: 安藤 太郎 岩手医科大学, 医学部, 助教 (60823838)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 肥満外科 / 腎機能 / 肥満健康関連障害

研究開始時の研究の概要

高度肥満症に対する腹腔鏡下スリーブ状胃切除術は体重減少と肥満 2型糖尿病に対する有効性が内科治療よりも優れていることが高いエビデンスレベルで証明されている。また非アルコール性脂肪肝炎、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、高血圧や高脂血症などの肥満関連健康障害に対する成績も良好である。近年、肥満外科手術における腎機能改善の報告がある がその詳細な機序はまだ不明である。今回外科的加療によるダイナミックな代謝改善に伴い、腎機 能評価、腎周囲脂肪織量の量、脂肪線維化マーカー、アディポカインを詳細に観察することでその腎機能改善の新たなメカニズムを明らかにしてゆく。