研究課題
若手研究
肥満を起因とする内臓脂肪組織の慢性炎症は、脂肪組織に浸潤する炎症性の免疫担当細胞によって引き起こされ、インスリン抵抗性が惹起される原因となる。本研究は、免疫担当細胞を標的とした脂肪組織の慢性炎症改善に焦点を当て、経口血糖降下薬であるメトホルミンにeicosapentaenoic acid(EPA)・docosahexaenoic acid(DHA)または中鎖脂肪酸を含む機能性油脂を併用する有益性を肥満・2型糖尿病モデルマウスを用いて検証し、肥満・2型糖尿病の新規治療法を提案するための基礎的データを提供する。